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わたしが考えている

ギャラリーカフェについて

 

 

 

 

 

飲食店でのアルバイトの経験すらない、コーヒーや紅茶の味について特に特別なこだわりもな

い。そんなわたしがなぜカフェを開きたいのか。

そこで提供したいものは決してこだわりの料理や飲み物ではない。

いろいろ考えてみても、わたしが提供したいのはたぶん、居心地のよいホッとする空間なんだ

と思う。

長いサラリーマン生活を経てわかったことは、会社のために利益や効率が最優先になるのが当

たり前だということ。

それって困っているお客さんを冷たくビジネスライクに切り捨てたりすることもあるわけで、

そうしないと自分のパフォーマンスはあげられないことにジレンマを感じた。でもサラリーマ

ンだから会社の思惑で動くのが当然。

なんかそれにとても疲弊してしまった。効率だけを考えること、バイリンガル、トリリンガルの中でおぼつかないトラベル英会話しかできない自分の能力にも限界を感じて、どんどん自信も気力も無くなっていってしまった。

そんな時に通信の美大に入学することにした。そこではみんな好きなことをしてイキイキして

見えた。そこはみんながやりたくないことではなくて、やりたいと思うことを自発的にお金ま

で払って、真剣に一生懸命やっている。そんな空間の中で、わたし自身も癒されていったのだ。

人って好きなこと、楽しいと思うことをすることで癒されるんだ。

このまま会社にしがみつきたい気持ちを引きずりつつ、限界を超えて会社を辞めた。

もう若くないし、この先の人生はそんなに長くない。今までいろんな人に助けられ、お世話になってここまできたのだ。

何もできないけど、わたしも少しでも誰かの役に立つことをしたい。

そんな思いも少なからずあるわけで、わたしに何かできるのだとしたら、社会の歯車として頑

張っている人や頑張ってきた人が癒されるホッとできる空間を提供したい、そして好きなこと

をやることで楽しくなってほしい、そんな風に思った。昔からわたしの部屋に遊びに来る友達が「あんたの部屋に来るとなんか居心地いいのよねー」なんて言われていた。そんな風に寛いでもらえたら嬉しい、そしてそれがわたしの考えるカフェなんだと思うのです。

 

ABOUT RieRu

 

Doodle店主 / Illustrator

 

外資系情報通信会社に在勤中に京都造形芸術大学 通信教育学部デザイン学科 情報デザインイラストコースに入学。その後20年近く勤務した会社を退職し、無事に大学を卒業後、イラストレーターとしての活動と現代アートギャラリー東京八重洲 T-BOX にてアルバイト経験を経てギャラリーとカフェDoodleを西荻窪にオープン。

 

 

京都造形芸術大学 デザイン学科 情報デザインイラストコース卒業

草月流いけばな3級師範

 

© 2018 by Doodle

 

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