平成最後の夏
また1ヶ月が過ぎ去ろうとしています。
いったいこの暑さはいつまで続くのだろう、って毎日毎日考えながら過ごしてしまうような暑さが続いたと思ったら、突然、秋が来たのかと思うほど涼しくなったり、台風が毎週来たり、夕方になると豪雨と雷が鳴り響いたり、なんだかいろんなことがあった8月で、そしてこの派手な天気の夏が平成最後となるわけです。
どんなことにも終わりがあるけれど、そして終わっても、まだまだ続いていく。終わりと始まり、始まりと終わり、結局、ずーっと終わらないのかも、とか暑すぎてわけのわからない思考回路になってしまいました(笑)
とにかく暑すぎて派手な天気に振り回されて思考もショートしてしまうようなそんな夏ももうすぐ移り変わろうとしています。
今月は草月の同じ先生の元に通うしまだ千翠さんの「夏の暮らし」展と今は栃木の文星芸術大学で日本画を学んだ3人の「はづきのたより」ーみっかぼうず。そのいちー展が開催中です。
「夏の暮らし」は保育士さんだったお仕事を数年前に退職されて、今は草月流のいけばなとミシンの前に座るのが楽しいというしまだ千翠さんが親子でお揃いのエプロンがあれば夏のお料理やお仕事がもっと楽しくなりそう!と親子でたくさん楽しい思い出を作って欲しいという気持ちでお揃いのエプロンをたくさん制作して、昭和ののんびりした夏のイメージで添え花とともに楽しく勢力的に展示してくださいました。
自分の作品を展示すること、作品を通じて空間を作り上げていくことをとても楽しんでくださって、どんどんいろんなアイディアや刺激を感じている様子を拝見してとても嬉しかったです。わたしも小さな空間がいろんな別の世界を見せてくれるような気がしました🌟
そしてガラリと変わって「はづきのたより」は日本画の岩絵具で描かれた現代風の人物画が中心で、岩絵具の美しい発色や質感を身近に見ることも、その制作過程や岩絵の具についてなども日本画作家の川村さんから直接お話を聞けたのもとても勉強になりました。
文星芸術大学は宇都宮にあるのですが、インターネットで検索してDoodleを見つけてくださって、展示をしてくださったことはとても嬉しかったです。
文星芸術大学の日本画では近隣の日光などのお寺に天井絵や襖絵などを毎年奉納されているということで、その作品が半永久的に飾られるということを聞きました。それってとてもすごいことですよね。
本当にいろんなところでいろんなふうにアートって関わっている生活の一部なのだなぁと改めて思ったりした夏の展示です。
来月は急遽キャンセル枠を埋めるために、友達が半分、手を上げてくれたので、一緒にわたしもDoodleのキャラクターたち「天使とくまえる」のイラストを展示予定です。B2の大きさのイラストボードに頑張って描いてみました!
そして平成最後の夏にまるちゃんがいなくなってしまいました。ますます昭和が遠くなってしまったなぁとちょっぴり寂しくなった夏なのでした。